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フェルメールの代表作「真珠の耳飾の少女(青いターバンの少女)」です。 女性を描いた作品はこの作品の他にもあるのですが、鑑賞者を見つめているのはこの作品だけです。 暗い背景にターバンを巻いた少女が振り向くようにこちらを見ています。 この絵を最初に見たときはすごいインパクトがありました。 その写実的な描写力とその表情に惹かれました。 この作品のモデルは誰なのかわかっていませんが、フェルメールの娘ではないかともいわれています。 1632年にフェルメールが生まれたのでこの作品は33歳頃に描いたことになります。 21歳で結婚しているので娘だとすると12歳の女の子ってことになりますね。 絵はずいぶん大人っぽいので娘だとすると18歳ぐらいを想像して描いたのかな。 フェルメールは子どもがたくさんいました。なんと15人も子どもがいたのです。 子どもが多かったこともあってか、生活は苦しかったようです。 画家は生きているうちには売れないことが多いものですが、フェルメールは画家の組合で理事を二度も務めるほど、世間に認められていました。 しかし、描いた作品数は少なく約36点(未確定も含める)しかないのです。 量より質を重視した画家だったんですね。 |
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